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さて、今回『メイラード反応』について取り上げましたが、名前だけ聞くと「???」ですが、実例を挙げればおわかりいただけたのではないでしょうか。
あめ色タマネギやエシャロット。
カリカリに焼いたベーコン。
ウナギの蒲焼きや、炙りマグロ。
揚げ物の衣がきつね色になるのも、
カルビを焼肉のタレにつけて焼くとおいしくなるのも、
焙煎したコーヒー豆が香り高くなるのも、
みんなメイラード反応の賜物です。味噌や醤油などもそうらしいです。(メイラード反応を起こすには、必ずしも加熱が必要なわけではないようです)
『化学反応』として捉えると、少し大仰な感じがいたしますが、私たちの食生活でも良く見られる、とても身近な化学反応ですね。
ただ、なんでもメイラード反応を起こせば、香り高くおいしくなる、というわけではございません。加熱し過ぎると、それはただの「焦げ」になってしまいます。ここまで行くと発がん性物質となってしまい、身体によろしくありません。
そのあたりの加減が難しいのですが、料理をおいしくする上で、とても大切な化学反応がメイラード反応。ちょっと覚えておいていただけたら幸いです(*´艸`)
↓のサニー・ポッチャリーの毛色は、メイラード反応によるものではございません。念のため(σ゚∀゚)σ
【2017.01.29 記】
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