海月

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波間に捧ぐは 千の祈りの歌 たゆたう海に ふわりと浮かんだ丸い月 ぼんやりと 淡い光をまとって 舞い降りた天使のように 君は涙の海に紡ぐ 切なく響く言の葉を 届かなかった想い 静かに漂う墓標に刻む
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