第1章

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「昨日はありがとうございました」 彼女は、少し小さいけれどもはっきりとした声でそう言って頭を下げた。 顔は? よし、緊張はしているけれど可愛く笑ってる。 あいつは、少しビックリした顔をした。 そして、なぜか深呼吸をする。 なんだ?何かするのか? 「俺の彼女になってください!」 は? いきなり告白? 「一目見た時からずっと好きでした」 俺はそっと彼女を見上げた。 ビックリした顔が、みるみるうちに真っ赤になる。 「え、あの・・・」
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