メガネの力

「おいらこの前とんでもないものみちゃってさ」

と　下校中で　横に歩いている

友人のAに　話しかけた

少年Jは。。。

その帰り道で

なぜかぐるぐるメガネをかけていた。

友人Aは。。。　そのメガネ(まさに漫画とかに出てくるそのメガネ姿)を

見ては　ゲラゲラ

「はいはい　そうなるよなあ　」　

でもおいらは知ってる

このメガネの力を知ったら絶対　かけたくなるのを

Jは。。。一人　思いだし笑いをしては　Aに

変な顔で　見られるも

気にならない

しかし

「このメガネ　もう少し　能力を　調整できたらなあ！」と

独り言を呟いたおいらに

Aは。。。「なんじゃメガネの能力って」

と　　

聞き返してきたので

おいらは　そのメガネを　外して

それをA にかけてやった

「ん?なんも問題ないじゃん」とこちらを振り返ったその時

Aは。。。びっくり仰天

Aの目の前には　素っ裸の　おいらが見えたはず。

「うげえ　みたくないもんみさせられたあ。なんじゃあこりゃあ」

叫ぶA。。。。。

だが　やはり　平気的男子中学生なら

みな　同じことを　考えるわけで

女子!!!!!!!!!

そうなるよなあ

おいらもそうなったから

しかし　おいらは、意地悪ではなく

そのメガネを　取上げて

「やめとけ　かならず　後悔することになる」

と親切に　言ってやったのに

「おいJ。お前男の裸、みたくないもん見させられて　それで　汚れた目を

綺麗な女子を見ずして　納得できるかあ」と

奪い取って行ってしまった

おいらは　あれは　そんないいもんじゃないのにーっと

去り行く　Aを見送ったが

案の定　おいらと同じ過ちをしたようだ。

そう　物凄い多くの女性がいるそこへ

行っては　A まさに　この世の楽園を

見て　すげえ　すげえっってなってるだろうが

そこは、駄目　だ。

女子の体ばかりに気をとられて

そこ　つまり　男子禁制の銭湯の女子風呂へ入ってしまい

捕まって　しまったわけで

「ええ　なんで銭湯なんて気がつかないのかって」

それは　メガネが　湯気で曇ってしまい

辺りがよく見えなくなるんだなあ

まったく　これが曇らなければなあ