第一話~触ってないのに祟りあり?

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暑い真っ昼間に外を出歩くだけで汗をかくようなところに全力疾走 家の近くまで戻ってきたため、今はゆっくり歩いて帰っている 「しかし、何だっんだ?」 確かにかわいくはあったが、もっと他に得体の知れない何かが… 考えようとする頭を振り、無理矢理思考を変えた 今更昼飯を食べる気はない 腹は減ったけど夜まで待とう 家の前まで戻ってきた俺は、中に入ろうと門に手をかけた 「…え?」 玄関の前には見覚えのある少女が見覚えのある袋を手首にぶら下げて立っていた 少女は俺に気づくと目を半開きにしたまま微笑み、ゆっくりと口を開く 「いい人、みつけた…
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