プロローグ

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朝の光が木々の間から射し込んで 私を優しく包み込む 鳥のさえずりが心地良く ひとけの無いここは 私の1番大好きな場所。 春の空気を吸い込んで 大好きな歌を口ずさむ 他になにも要らない こんな日が ずっと続けば良いのに。 そう思っていた頃、 彼はやってきた。 「歌 上手だね」 そこに居た青年は、そう言って笑っていたけど、恥ずかしくて目を反らしてしまった。
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