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俺の名は宇木崎猿太郎。30歳。ある大手企業に務めるエリートサラリーマンだ。
俺は猿顔&猿髪型の猿風貌な見た目の為、同僚からは猿とかモンキーとか陰で言われてるみたいだが、俺は気にしない。
そんな俺は今日も仕事を終え、いつもの帰る駅に向かっていた。
猿太郎「終電間に合うかな?」
時計を見ると、もう深夜12時近くだった。
急いで俺は駅に向かった。
ちょっと田舎のとこだから、会社から駅まで遠い。
だが、着いた時は既に終電は行った後だった。
猿太郎「くそ、行った後か…」
ちょっと田舎の駅の為、タクシーが止まっていない時があるが、一台だけタクシー乗り場にタクシーが止まっていて、そのタクシーに乗り込む。
運転手「どちらまで?」
目つきの悪い若い運転手が顔だけ振り向いて俺に聞く。
猿太郎「桃太郎町までやってくれ」
運転手「わかりました」
ドアを閉め、運転手がタクシーを走らせる。
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