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ハルバランサー
(生物兵器)
「では…俺は警備に行きます」
ハルバはボクらに頭を下げると
鉄槍を肩に担いでいったん城から外に出る
手下
「じ、自分も見回り行ってきます!」
手下は石造りの階段を上がっていった
ボク
帝王ベノワ=サクロヴィーシェ
(生物兵器Ⅰ-A)
「なあ、ハニーちょっといいかい…?」
隣にいたカッサンドラはボクを見上げる
生物兵器
女帝カッサンドラ・アッリーレ
「なぁに?…ダーリン…♪」
ボクは彼女に向き直る
ボク
帝王ベノワ=サクロヴィーシェ
(生物兵器Ⅰ-A)
「…ふむ、いったん最上階の
ボクらの部屋に行こう…さあ、おいで…」
ボクは彼女に手を差し伸べる
彼女は微笑むと頷いてボクの手をとる
ボクらも石造りの階段をのぼると
いったん部屋に戻った…
「ここから先は通さない…!」
城の外からハルバの声が聞こえる
ボクらは最上階…4階の部屋の
硝子をいれてない窓枠から外を覗いた
反逆者Ⅰ
「その服…髪の毛やまつげ眉毛とか
肌は変色してるが…お前、ハルバランサーだよな…?
な、なんだよ…その背中の触手!
俺っち達、仲間だっただろ…?!」
どうやら古い反逆者の…
人間だった時の仲間のようだ
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