第5章 ~侵略される石造りの中心都市~

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ボク 帝王ベノワ=サクロヴィーシェ (生物兵器Ⅰ-A) 「嗚呼、ハニー…ボクの王妃…なんて可愛らしいんだ! だが、その服は女帝にふさわしくないな」 変異したカッサンドラはボクを見上げる カッサンドラ・アッリーレ (生物兵器) 「…ベノワ…」 彼女はボクの胸によりかかる ボクは彼女を優しく抱いた キュアアアンッ! キッシャアアアッ!   くはは…ボクのエクリプスナーガ達と 彼女のエクリプスナーガ達が絡み合ってる ボク 帝王ベノワ=サクロヴィーシェ (生物兵器Ⅰ-A) 「見てごらん、ハニー… こいつら…イチャイチャしてるよ」 カッサンドラは顔をあげてエクリプスナーガ達をみている カッサンドラ・アッリーレ (生物兵器) 「まあ…本当ですわね…んふふ」 カッサンドラがエクリプスナーガ達を見つめる シャラアアッ! クワアアンッ! おっと…愛が溢れすぎて ボクのエクリプスナーガが食い千切られた… 彼女のエクリプスナーガも食い千切られる まったく…何をしてるんだおまえ達… 食い千切られたエクリプスナーガ達は また再生した…もちろん彼女のも ボク 帝王ベノワ=サクロヴィーシェ (生物兵器Ⅰ-A) 「さて…この服を盗って来た洋服店に もう一度行こう…案内するよ、ハニー」 ボクは窓枠から外に出ると城の屋上によじ登る
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