第5章 ~侵略される石造りの中心都市~

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生物兵器 女帝カッサンドラ・アッリーレ 「ふぅ…驚きました… でも、無事でよかったですわ…」 カッサンドラはホッと胸を撫で下ろし さっそく…洋服を物色しだす ボクはボロボロの店内を見回し レジに向かった… 店員も店長も避難していない つまり、この店は ボクとカッサンドラだけしかいない ようは貸切状態というわけだ 最後の日の売り上げはどれぐらいだ…? ボクの6匹のエクリプスナーガがレジに 食らいつくとそのレジを無理矢理こじ開けた… ふむ…まあ、大体これぐらいか… ボクは興味を失い左腕でレジを叩き落とす 生物兵器 女帝カッサンドラ・アッリーレ 「ダーリン、見つけましたわよ! いったん…お城に戻りましょうっ♪」 ボクは店の奥から出てきた カッサンドラの手にある洋服をみて頷くと 床を思いきり蹴って洋服店の 天井をぶち抜き夜空を飛んだ 着地するときにエクリプスナーガ達が広がってくれた おかげで石造りの城の屋上にふわりと着地出来た ボクの隣にカッサンドラがふわりと着地する ボクらは石造りの壁を伝って 窓枠から城内に入った… 愛しのカッサンドラも一緒だ
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