第5章 ~侵略される石造りの中心都市~

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生物兵器 女帝カッサンドラ・アッリーレ 「とても…素敵だよ…ハニー」 ボクは両手を広げ彼女を 抱擁しようとしたその時だった… ギィイイイイ… ボク 帝王ベノワ=サクロヴィーシェ (生物兵器Ⅰ-A) 「侵入者…だな」 ボクはいったん足を止める 「帝王ベノワ!いるんだろ! てめぇに多額の懸賞金がかかってんだ! その首よこせ!」 反逆者…か… 生物兵器 女帝カッサンドラ・アッリーレ 「んふふ…ワタクシに任せてくださる?ダーリン」 ボクはカッサンドラに視線を向ける ボク 帝王ベノワ=サクロヴィーシェ (生物兵器Ⅰ-A) 「ああ…何かあったら すぐにボクを呼んでくれ… 一瞬で駆けつける」 彼女は頷くと石造りの青い扉を 開き部屋を出ていった… ボクは石造りの青い扉に よりかかり目を閉じて耳を澄ませた 「…!?な、なんだ… 女の生物兵器がいたなんて聞いてないぞ!」 「ワタクシのダーリンには会わせませんわよ…?えいっ♪」 肉を突き刺すような生々しい 音がぜんぶで3回響く 「ぎゃあああっ!」 そして、床に倒れる音さすがは我が王妃… 「んふふ…ほらほら、変異が始まった…♪」 ふむ…シュルシュルとする音が聞こえる
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