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生物兵器
女帝カッサンドラ・アッリーレ
「とても…素敵だよ…ハニー」
ボクは両手を広げ彼女を
抱擁しようとしたその時だった…
ギィイイイイ…
ボク
帝王ベノワ=サクロヴィーシェ
(生物兵器Ⅰ-A)
「侵入者…だな」
ボクはいったん足を止める
「帝王ベノワ!いるんだろ!
てめぇに多額の懸賞金がかかってんだ!
その首よこせ!」
反逆者…か…
生物兵器
女帝カッサンドラ・アッリーレ
「んふふ…ワタクシに任せてくださる?ダーリン」
ボクはカッサンドラに視線を向ける
ボク
帝王ベノワ=サクロヴィーシェ
(生物兵器Ⅰ-A)
「ああ…何かあったら
すぐにボクを呼んでくれ…
一瞬で駆けつける」
彼女は頷くと石造りの青い扉を
開き部屋を出ていった…
ボクは石造りの青い扉に
よりかかり目を閉じて耳を澄ませた
「…!?な、なんだ…
女の生物兵器がいたなんて聞いてないぞ!」
「ワタクシのダーリンには会わせませんわよ…?えいっ♪」
肉を突き刺すような生々しい
音がぜんぶで3回響く
「ぎゃあああっ!」
そして、床に倒れる音さすがは我が王妃…
「んふふ…ほらほら、変異が始まった…♪」
ふむ…シュルシュルとする音が聞こえる
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