第5章 ~侵略される石造りの中心都市~

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キッシャアアア! そうか、彼女のエクリプスナーガ達が 反逆者の背中に噛みついたんだな つまり、感染させたわけか… 「その服はださいですわ… あそこにある洋服店で何か盗ってきなさい」 「はっ…かしこまりました…女帝カッサンドラ様…」 ほう、もう手下を作ったか、さすがはハニーだな ボクは石造りの青い扉から離れると 硝子がはまってない窓枠から空を見上げる もう明け方か…最近は寝てないが この溢れんばかりの原動力はなんだろうか キシャアアアッ! ん…おれらは眠らなくても困らないって? なるほど…破壊活動が心行くまで 出来るということか ラピズリーシティはボクの支配下だ 次は西南にいった所にある煉瓦の街… タトゥヴラシティを支配しようか 「ダーリン♪」 …! ボクは後ろからエクリプスナーガ達と 一緒に抱きつかれた ボクは軽く振り向く…我が愛しの王妃 チュッ !…彼女のエクリプスナーガがボクの頬にキスをしてきた ハムッ ボク 帝王ベノワ=サクロヴィーシェ (生物兵器Ⅰ-A) 「んあ…ッ」 彼女のエクリプスナーガがボクの耳を甘噛みしてきて 彼女の2匹目がボクの首筋にすり寄る
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