第5章 ~侵略される石造りの中心都市~

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生物兵器 女帝カッサンドラ・アッリーレ 「あんッ…もう…ワタクシの弱い ところばっかり… 貴方の触手ちゃんもなかなかの 悪戯好きさんね…?」 ボクはふっと笑った ボク 帝王ベノワ=サクロヴィーシェ (生物兵器Ⅰ-A) 「それは君が言えること ではない気がするが…?」 ボクらはしばらくそのまま 見つめあい… 明け方が近い夜空の月で ムードが盛り上がり ボクらの顔は近づいていく… そして鼻と鼻がふれあいそうな距離になる… バンッ …!?な、なんだ! 青い石造りの扉が勢いよく開かれた 手下 「はぁはぁ…帝王ベノワ様! 女帝カッサンドラ様!……あ……//」 体がかなり密着してる ボクらの様子を見て 目を見開く手下 ボク 帝王ベノワ=サクロヴィーシェ (生物兵器Ⅰ-A) 「ノックぐらいしろ… で、なにか報告があるんだろ?」 ボクは彼女を腕から 解放すると手下に向き直る 手下 「は、はい!反逆者です!」 手下は左手に拳をつくり 右手で石造り青い扉が閉まらないよう押さえる ボク 帝王ベノワ=サクロヴィーシェ (生物兵器Ⅰ-A) 「くっ…我が王妃との甘いひとときを 邪魔する不届き者め…潰す! どこにいるんだ、そいつは…!」 ボクは手下に視線を向けた 手下 「はい!1階の噴水がある中庭に…!」 image=503461155.jpg
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