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男は相変わらずありあまる力で暴れた…
エクリプスナーガ達が男の両腕まで絡まり
強く締め上げ…
反逆者の両足に絡まってるエクリプスナーガ達も
強く締め上げる
ボクは男を弱らせるため
その胸部や腹筋、脇腹を連続で殴る
「ぐふッ…かはッ…」
男は吐血した…このままだと死ぬかもな…
エクリプスナーガ達…やれ!
キャラアアアアッ!
6匹目、7匹目、8匹目、9匹目が
男の背中に回りこみ…一斉に男の肩甲骨2ヵ所
とその下の2ヶ所にかじりつく
軽装備はそれなりにかたい…
エクリプスナーガ達がガジガシする
「…ッ…ヌメヌメしてて気持ち悪い…ッ
ああ…や、やめろ…ッッ」
反逆者は軽く振り向きながらその背中に
かじりつくエクリプスナーガ達を見ていた…
人体実験でエクリプスハンドウィルスを
注入される前のボクに似ているな…
この男から恐怖の感情を感じる
ボク
帝王ベノワ=サクロヴィーシェ
(生物兵器Ⅰ-A)
「安心しろ…感染して
発症、覚醒してからはずっと気持ちいいからな…
クククッ…苦しいのは一瞬だけだよ」
「か、感染…?ぬぐぁああッ!」
どうやらエクリプスナーガ達が
その装備を食い破ったようだ
牙がこいつの背中を貫いてるのを感じる
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