第6章 ~石造りの街制圧後3日目~

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生物兵器 女帝カッサンドラ・アッリーレ 「キャハハハッ!ナイス変異! ワタクシ、カッサンドラ・アッリーレ こっちはワタクシのダーリン 帝王ベノワ様よ♪」 反逆者だった男からすでに 敵意は感じられない…目が虚ろだ 軽い放心状態のようだな まあ、無理はないが ボク 帝王ベノワ=サクロヴィーシェ (生物兵器Ⅰ-A) 「彼女はボクのハニー… 女帝カッサンドラ様だ どうだ…気分は?」 反逆者だった男は首を左右にふると目に光が戻る 自分の手のひらを体を見回すとため息をついた ハルバランサー (生物兵器) 「俺は…ハルバランサー… 妙な気分ですよ…さっきまでは あんなに苦しかったのに… あんたの触手のヌメヌメが あんなに気持ち悪かったのに…」 ハルバは自分の背中から伸びてる エクリプスナーガ達を見つめると 鉄槍を拾い上げて肩にかける ハルバランサー (生物兵器) 「…何をすれば良いですか? 帝王ベノワ様、女帝カッサンドラ様…」 ボク 帝王ベノワ=サクロヴィーシェ (生物兵器Ⅰ-A) 「そうだな…基本はこの城の警備を頼みたい」 ハルバランサー (生物兵器) 「かしこまりました… 反逆者を見つけたらこの鉄槍で 貫いて見せましょう。」 頼もしいな…ボクは思わずほくそえむimage=503495624.jpg
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