51人が本棚に入れています
本棚に追加
生物兵器
女帝カッサンドラ・アッリーレ
「キャハハハッ!ナイス変異!
ワタクシ、カッサンドラ・アッリーレ
こっちはワタクシのダーリン
帝王ベノワ様よ♪」
反逆者だった男からすでに
敵意は感じられない…目が虚ろだ
軽い放心状態のようだな
まあ、無理はないが
ボク
帝王ベノワ=サクロヴィーシェ
(生物兵器Ⅰ-A)
「彼女はボクのハニー…
女帝カッサンドラ様だ
どうだ…気分は?」
反逆者だった男は首を左右にふると目に光が戻る
自分の手のひらを体を見回すとため息をついた
ハルバランサー
(生物兵器)
「俺は…ハルバランサー…
妙な気分ですよ…さっきまでは
あんなに苦しかったのに…
あんたの触手のヌメヌメが
あんなに気持ち悪かったのに…」
ハルバは自分の背中から伸びてる
エクリプスナーガ達を見つめると
鉄槍を拾い上げて肩にかける
ハルバランサー
(生物兵器)
「…何をすれば良いですか?
帝王ベノワ様、女帝カッサンドラ様…」
ボク
帝王ベノワ=サクロヴィーシェ
(生物兵器Ⅰ-A)
「そうだな…基本はこの城の警備を頼みたい」
ハルバランサー
(生物兵器)
「かしこまりました…
反逆者を見つけたらこの鉄槍で
貫いて見せましょう。」
頼もしいな…ボクは思わずほくそえむ
最初のコメントを投稿しよう!