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『ねぇ…知ってる?』
二人の女子高校生の一人が聞いた。
<何?>
『この頃…ここら辺で、連続殺人事件が起きてるんだって…』
ザワザワ…
<嘘~、だって警察も何も居ないでこの平和な街を見て考えられないじゃん…>
トコトコ…
『まぁね、でも聞いたんだもん…警察官の人達が裏路地で話してるの…』
カタカタ…
<え~、マジで~、それ結構やばくない?>
『分かる…だから速く帰ろう…』
<だねぇ…>
そんな呑気な話をしている間に足音は近づいてきていた…
【ねぇ…お姉さん達…】
『何…キャー!!』
<どうしたの!?>
女子高校生が振り返ったときには……
仲の良かった親友の変わり果てた姿が残されていた…そして周りには人が一人も居なかったそうだ…
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