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「お疲れ様♪」
部活を終えた木嶋 早苗(キシマ サナ)は、後片付けをして帰宅準備をしていた。
「早苗、この後新しく出来た雑貨屋に行かない?」
「行きたい!行こう♪」
早苗は着替えて鞄からロッカーの鍵を出そうとした時だった。
「あっ!教室にCDをわすれちゃった!」
「CDってなんのCD?」
「桃華が貸してくれたCD!」
「桃華って早苗の教室に居る地味な子?」
「地味とか言うな!まぁー私も最初はそう思ったんだけど、それがさ!あの子なかなかセンスが良くってさ♪」
「そうなの?どんな曲聴いてるの?」
「takeだよ♪凄くない!?全然、そんな子に見えないでしょ?」
「確かに…」
「しかもtakeのCDを全部持ってるの♪」
「マジで!!それは凄い!今度私も借りようかな?」
「そうしなよ♪」
「でも、ちょっと苦手なんだよね。」
「私も最初はそうだったけど大丈夫だよ。」
早苗は桃華とtakeの話しを友達にしながら更衣室の時計を見て。
「あっ!長話している場合じゃなかった。早く教室に行かないと…。」
「本当だ。じゃー私は先に雑貨屋に行ってるね♪」
「うん。私も直ぐに追いかけるから!!」
早苗は友達と別れて教室に行った。
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