珈琲キャンディー

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あまい あまい やさしい声で あなたは わたしを 砂糖漬けにする ひくい ひくい 掠れた声で わたしの 鼓動を うるさくさせる あなたの 声は まるで珈琲キャンディーみたい にがくて でも あまいの あなたの舌で転がしたそれを わたしにくれないかしら どろどろに溶けて わたしに流れ込む にがくて あまい あなたの声が わたしは一等すきなのです
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