眼鏡スイッチ

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「はぁっ? なに云ってんだ、おまえ。 食われてーのか?」 云うが早いか瀧村くんの唇が私の口を塞ぐ。 なにかと理由をつけてはキスしたりおいたをしてくるのには困ったもんだ。 けど、私を傷つけたくないってきちんと告白するまで手を出してこなかったのには感心する。 「眼鏡にこだわるのは、結構眼鏡好きっていうのもあるけどな。 あと、女除け」 いやいや。 眼鏡男子って結構もてるんですよ? しかも前の似合ってない眼鏡ならまだしも、そのイケメン眼鏡はダメです。 はっきりいってかなりイケメン度アップでヤバいです。 「瀧村くぅーん。 お昼、一緒に行かなぁい?」 休み時間になると同時に、先輩女性社員の腕が瀧村くんに絡みつく。
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