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先月うちの祖母が亡くなりました。
身内が亡くなったのは初めてで、その事実を知った時と祖母を見た時の二度泣いてしまいました。
生前「死にたい」とよく言っており、病気で入院する前までそれを言い続けていました。
ですが、亡くなる寸前になるとよく泣いていたそうです。
これは祖母と同居している母から聞かされました。
それを聞いても「何故? どうして?」とは思いませんでした。
当時はやはり死が怖いのかと思っていましたが、実際はそうではなかったのかなと思いはじめました。
話が少々ずれてしまいますが、私は大学時代メンタルヘルスを専行・・・とまではいかないものの学んでおりました。
特に熱心に学んでいたことは自殺問題です。
自殺について学んでいた時は「”死”って、命の価値って意外と軽いのかな」と思っていました。
まあその後、精神疾患が原因の場合は結果として”死”・・・自殺を選びがちなだけであって決して軽くはないのだと思います。
さて、話は戻しまして、前述の祖母の涙の理由についてですが、候補としては後悔や怒り、苦しみながら生きてきたことからの解放に対する安堵もあったのかもしれません。
この中で私が結果として考えた理由はやはり”後悔”だと思います。
ありがちですね。
実は高齢者の自殺って若者より多いんですよね。
別に論文を書いているわけではないのでソースはさらしませんが、厚生労働省のデータで言っていたような気がします。
理由は老いからくるなんやかんやだとか子供たちに迷惑をかけたくないだとか、伴侶に先立たれたからとかだったと思います。
では、そんな高齢者である祖母が自殺を選ばなかった理由はなんでしょうか。
そもそも自殺を選ぶ高齢者の方が圧倒的に少ないだろという意見もありますが・・・
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