第1章

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2-Bの教室に着き椅子に座る。 しばらくしてチャイムが鳴り先生がやってきた。 『おはよう。先日から言っていた通りテストを行う。 テスト用紙を後ろに配りなさい。』 テスト用紙が全員に配られた。 『今から制限時間は40分だ。では開始!』 白夜光はテストを見た。 特に難しい問題はないようだ。 すらすら問題を解いていく。 しかし何か思考が鈍っていく感じがする。 何だろうと意識を鈍くしている方へ向けてみる。 すると心のその方向から声が聞こえてきた。 『白夜光!いつもいい点数を取りやがって!落ちろ!落ちろ!』 『これは何となくいつも俺に成績で負けている韮崎のようだ。 韮崎は俺の席の右後ろ2つの席だ。たぶんそうだろう。』 白夜光は韮崎の念を感じながら思い切り答えを書き切った。 テストが終わって韮崎を見てみた。しかし特に何事もない感じだった。 昼休みになった。 母親の作ってくれた弁当を食べ 椅子に寄りかかり目を瞑っている。 すると何かイメージが飛び込んできた。 荒地のイメージ。高い岩などが一面に乱立している。 自分は宙に浮いている。自分は筋肉質の男の姿になっていた。 人間がこちらに飛び込んできて殴りかかってきた。 それを紙一重で躱す。振り向くとさらに殴りかかってくる。 その人間を殴り飛ばす。相手は殴られ吹き飛ぶ。 追い打ちを掛けようとさらに近づく。 拳を連打し相手に畳みかける。 相手は食らいまくりボコボコになる。 最後に相手を岩肌に向け殴りつける。 岩肌に突っ込み爆発する。 するとイメージが消えた。
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