第1章

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港の見える風景、この冬一番の冷え込んだ朝、懐かしい思い出をたどってみると、港の見える風景にたどりつく。小さな子供のころ父に連れられて、南山手の小道を歩いている姿を思い浮かべます。どこか知らない洋館の庭に勝手に入って行って、港の絵を水彩で描いていた父の後ろ姿を思い出します。わたしも教会と港を描いたはずですが、絵は最後まで上手くなかったようで、やっぱり子供のころは興味ないとだめなのでしょうね。 その後、学校の仕事は定年となり好きな油絵をたくさん描いていました。港の見える風景は、わたしも好きな内容です。古い天主堂のある教会や父の故郷である外海町の風景は、いまもこころのどこかに懐かしい思い出として残っています。 image=508256610.jpg
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