26人が本棚に入れています
本棚に追加
突然頭上に太陽が出現して、死んだ。
侵攻して来た敵に石を投げたら撃たれて、死んだ。
侵略者に抵抗したらパルチザンとして縛り首にされ、死んだ。
「万歳」と叫び敵に突撃して、死んだ。
死んだ。
死んだ。
死んだ。
死んだ。
死んだ。
何十回、何百回、何千回、何万回、死んだ、死んだ、死んだ。
「疲れた……もうイヤだ……
もう止めてくれ――」
助けを求める俺の後ろから声がした。
「クスクスクス
止めてくれだって?
止める訳ないじゃないか。
これは地獄の責苦だよ。
お前のように自殺した者に対するな」
その声を聞き、俺は目を見開いた。
最初のコメントを投稿しよう!