第3話・呪われたデート後編

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第一、最初に腕輪の事を調べてもらうようにお願いしたのは「俺からだった」負い目もあり、OK以外の選択肢が見つからなかった。 「俺がKAZAMAグループの社長に就任したとしても、先ずは断るつもりだ。コネや父さんの七光りでなったとしたなら、俺の考えに反するからだ。 グループの全員(は言い過ぎだけど)から『認められて』社長になりたいからだ。その意見があるなら、俺は喜んで引き受けるつもりだ。 今日もそうな様に『好条件の取り引き』をエサに、相手の気持ちも考えないで『デート』したのでは気が乗らないだろ? 俺は『人間くさく』ありたい。一緒に居て、楽しいと思える時間を共有したいから『デート』と言う選択肢を選んだ状態にありたいんだ」 「行く前までは、風間の言う通り『ワガママ』に付き合った感じだったけど、全体を通してみれば俺ばかりイイ思いをさせてもらった。それに、今は風間と別れるのが嫌なくらいだ。 このまま泊まってもいいとすら思う」
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