第4話・呪われた妹?!

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「やめろ、風間!」 女の力では風間の「熱い抱擁(ほうよう)」を振りほどけないぐらいの、熱烈な抱き締め方をしよる。 「その時にゆずが『そんなに仲がイイなら紹介してよ』とか言ってたんだよっ!」 「俺は一向に構わんっ!むしろ、ゆずたんを紹介しやがれ!この贅沢野郎がッ!」 ゆずたん?ああ、ゆずの事か。。。 「俺や風間は良くても、ゆずが例のファンクラブ達(秋名、天衣、南雲他多数)に狙われもすれば、俺の父さんはKAZAMAグループ傘下の会社に勤めているから、恐縮しまくるだろうがよっ!」 「俺が何とかするから、心配するな」 風間は「言った事は命を賭けてでも守る」性格なので口先だけじゃあないと思うが、後々を考えると心配事が増えそうで困る。 「それよりどうなんだ?調べは進んでいるのか?」 「ふむ。それは俺に任せろ。ハルは心配しなくても何も問題なく調査は進行している」 「なら、いいんだけど」
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