君がくれた世界

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 勉強机の灯りを点けて、送られてきた大学案内をバラバラと捲る。そして、怒りに任せて封筒に入っていた全ての大学の願書に記入をした。  ――もう、出しちゃえ。  日付を越えた深夜にも関わらずに家を出て、近所のポストに走っていった。
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