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『もうびっくりしたよ!って、そうじゃなくて!
奏、今日は噂の転校生が来る日だったじゃん!!
だから、俺も是非そのお迎えにはついて行きたいと思って早く来ちゃった!!』
あぁ、なるほど
例の萌えイベントってやつか
『はあ、仕方ないですね。
めんどくさいですが、お迎えに行きましょうか』
『さっすが、奏!! そう来なくっちゃ!!』
それから、零くんと一緒に校門まで歩く
『……あの、零くんそこで何してるんですか?
木登りなんかして‥。あぁ、そっかなるほどお猿さんの気持ちになりたかったんですね』
ニコッと憐れむような笑みを浮かべて見れば零くんは首がもげそうなくらいにぶんぶんと横にふり否定をする
『え、違うんですか?てっきりお猿さんの気持ちになりたいのかと。それでは、何故木に?』
『それは、これから起こるムフフな展開を見るためにだよ!!木の上は最高の場所なんだ!!!』
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