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『まあ誰だって怒れば変わりますよ。それより、立てますか?』
サラッと話題を変えつつ、優くんを立たせる
『そりゃそうだな。あぁ、すまない肩借りるな』
あ、そうだ。ついでにと、僕がボコってしまった人達も保健室に連れて行くため壁によりかける
それより、風紀も生徒会もまだかな
『はあはあ、こっ、ここです!!』
と、その時扉を開いて息を切らしやってきたのはチワワ軍団の水瀬くんと生徒会と風紀委員たちだ
お、やっと来たか。全く遅いじゃないか
向こうも気付いたのか僕達のもとに駆けより
怪我をしている優くんをチラッと見て僕をみる
『…すみません。水瀬くん。優くんを保健室にまで連れて行ってくれますか? あと、彼等もお願いできますか?』
『わかりました!!優様行きましょう!!』
『ちょっ、まてまてまて!?普通に連れてけ、おいっ聞いてんのか?!やめてええええ!!!』
優くんどんまい!自分より身体の大きい優くんを軽々と持ちあげお姫様抱っこで保健室にまで走る水瀬くんの姿を見つめながら、僕はふう、と息を吐き生徒会と風紀をみる
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