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壁によりかかる彼等は他の親衛隊の子達に保健室に運んでもらう
『では、俺達は風紀室に行こうか。
ば会長は来なくて結構だが。来るのか?』
立花委員長の言葉に会長は苛つきながらも応える
『勿論だ、風紀だけには任せれんからな。行くぞ!!』
この二人仲悪いけどなんだかんだで息ぴったりなんだよな。まあそれを言ったら怒られそうだから言わないけど。風紀室につくと何故か生徒会全員と零くん、陽くん、蓮くん達までいる
『奏!!大丈夫だったか?!どっか怪我してない?襲われたりしてないよね?!』
『ええ、大丈夫です。』
また、零くん達に心配をかけてしまった。
泣きそうな顔をして言うもんだから僕は零くんの頭をなでなでしながら大丈夫だと伝える
『お前等何しに来たんだ?
まあいい。とりあえず中に入るぞ』
立花委員長に言われ僕達は風紀室にへと入る。
みんなは周りでたったり床に腰掛けたりし、僕は立花委員長の向かい側に腰掛ける
まるでお通夜のようなシーンとした静けさの中、立花委員長が口を開く
『それで今回の件についてだが…、一体どういうことだ』
全てを見通すような目を僕に向ける立花委員長に、僕はゴクリと生唾をのみギュッと拳を握る。
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