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『それで、その言葉で解決できたのか?』
『いいえ。僕が過剰に彼等を刺激し過ぎた為逆に怒らせてしまいました。
彼等からの能力による攻撃をうけ、僕もそれに能力を使用し結果暴力という形で彼らをねじ伏せました。
その後、何故か僕がそこのボスとなりましていじめ被害もなくなったかに思えたのですが、僕を恨んでいる奴等や納得していない奴等により八雲くんを危険な目に遭わせてしまいました。
そこで、彼等に躾という名目のもと、僕は日頃のストレス発散もかね力でねじ伏せました。
僕の軽率な行動によりたくさんの人にご迷惑をお掛けしました。本当に申し訳ありませんでした』
そう、僕はあの時ストレス発散もかねて彼等をボコってしまった。後先考えずに行動してしまった僕も彼等となんらかわらない。いや、彼等よりたちが悪いな。
そう、思いながら深々と頭を下げ謝っていると
『あ、兄貴!!』
ドアが勢い良く開いたかと思うとCクラスの連中がズラーッと横並びに並んでいる。まるで僕が若頭かなんかで彼等が子分のようだ
『兄貴はなにも悪くないです!!元々喧嘩をふっかけたのは俺らです!!皆様にご迷惑おかけしたこと申し訳ありませんでしたー!!!!!』
ど、どうしたお前等?!
ちょっ、ちょっとやめて土下座とか簡単にするもんじゃないよ?!
『ちょっ、ちょっと何してるんですか?!とりあえず顔を上げてください!!みんなびっくりしてますから!』
『あ、兄貴!!兄貴は許してくれるんすか、俺達を!!』
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