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4つ、生徒会及び風紀に属する者は能力を2つ以上所有している者
5つ、学園内での能力の使用は基本禁止
校外での能力を使用した場合退学及び罰金刑又は刑務所行きとなる(ただし、身の危険を感じた場合などの使用など許可する)
そして、最後にこれもこの学園にしかないことがある。それは、この学園に属している生徒はみな能力者であるということ
能力者しか通えない学園であるということ。
能力者には勿論女性もいるが多くは殺されるか男性の性処理や実験体、売春婦となる
理由は、単純に弱いから。
強い者は生き
弱い者は死んでいく世界そして、僕達も。
そんな事を思いながら
れい『‥えぇ、まぁ入学式で説明された事くらいなら知ってますよ。しかし、それが何か?』と口を開く
じゅん『そうかそうか、副会長が詳しく説明してくれたからね。それじゃあ話は早いね。最近、日本ではないんだが他国で能力者集団による事件が多発してる
いつ、日本に攻め込んでくるかもわからん
それで、政府から要請があったんだ
日本を守ってくれ、とね
全く政府も身勝手なものだ
能力者を散々馬鹿にして隔離までしていたくせに何を今更‥』
周りに置かれているソファーや花瓶、テレビ、デスクなどがガタガタと揺れだす
れい『‥はぁ、全く。父さん落ち着いて。彼方さんも手伝ってください』
彼方さんは面白そうに父さんの姿をニヤニヤと観察しているが今はそんな所ではないと、この人はわかってないのか
とりあえず父さんを落ち着かせるために父さんの一番大切にしているプラモを壊すフリをする。あくまでフリだが
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