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あれから随分か経ってようやく泣き止んだ頃、
僕は太宰さんに聞いてみた。
「僕が貴方を狙った理由は知ってたんですか?」
「ああ、知ってたとも。
どうせ、私を捕まえて目の前で何十人も殺そうとしていたんだろう。
でも、芥川くん。
そんなことをしても私は君を認めないよ。」
「!…何故ですか?」
「何故…って
私が君のことをもう認めてるからだよ。」
……!
-おしまい-
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