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それはまさに、
デートに誘うのと同じことだからだ。
もしも、
下心があると思われて、
せっかくのこの関係まで壊してしまうのではないか。
それとも、
俺となんか行きたくなくても、
優しいあまりに嫌々承諾させてしまう事になりはしないか。
あるいは……。
爽汰の頭には、
一つとして良い事は思い浮かばなかった。
それでも、
どうしても理沙子を喜ばせてあげたいと必死に頭を働かせ、
なにかいい方法はないかと考えていた。
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