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王都のギルドでは現在起こっている六道軍との戦争を終わらせる為ある作戦の確認が行われていた。
「では明日この場所に魔王を誘き寄せ封印するという事でよろしいですな?」
このギルドのマスターが問う。
「「「………………」」」
しかし誰一人賛成するものはいない
「本当にこれしか方法はないんですか!?」
唯一言葉を発したのはこの世界で勇者として異世界から召喚された少年だった
「仕方ないだろう。いくら勇者のお前でも魔王を倒してからそれ以外の六道軍全員を倒すのは無理だ。」
「しかし!」
「やめろリュウ。」
「スバル。」
勇者の名前はリュウ。スバルと呼ばれたのはリュウと一緒にこの世界に召喚され闇帝としてこの戦争に参加していた
「でもこの作戦じゃこの村に住んでる人が」
「分かってるさ!!だけど他に方法があるのか?ここで止めなきゃもっと多くの人が死ぬんだぞ!?」
「でも………」
「そこまでだ二人共」
リュウとスバルの言い合いをギルドマスターが制止する
「これは王都からの決定だ。心苦しいのは分かるがやるしかない。」
この部屋には他の帝もいたが王都から届いた作戦に言葉を失っていた。
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