第四章 ゼンショー

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さっきの状況を日向美樹は少し離れた所で観ていた。 「みーくりちゃん。見たぞ~~。カナちゃんに怒られてたねぇ。 佐神が相手3人にギリギリじゃんね。珍しい~。 でもね。 ウチも3人だよ。でも5人チームに3-2で勝ったよ。 先、中、大でね。マナカと静ちゃんが頑張ってるからね。」 「ごめーん。かっこ悪い所を見られた~。」 (えっ?気にするの?今更?) と美樹は思った。 「もう目が覚めました。大丈夫ですぅ。 美樹ちゃんも頑張ってね。」 「うん!さっき みくりパパさんがあたしの試合を観に来てくれて応援してくれたんだぁ。 次の試合の相手のクセを教えてくれて 頑張ってくださいね。って言われたぁ~。 勝ち上がるほど3人ではキツイけど頑張るよぉ~。」 「ウンウンっ!やるべ。勝つべ!!」 (あたし達には、アドバイスくれて無いなぁ~。さっき情けない試合したから次はみてくれないかな?とみくりは思った。)
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