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第五章 サイカイ
「・・・カナとみくり、、、。あとレナとちえ。
大丈夫かなぁ~」
「カナは大丈夫だろうけど みくりはムラがあるからなぁ。後はあの時の一年の生意気な奴ら。イラっとするわぁ~初心者のくせに言う事だきゃ一丁前だったからなぁ」
「あたし達だって一年の時は初心者でしょ。
そうゆぅ事言わない!」
と少し大人びた高校生が3人、体育館会場のドアの入り口の所から背伸びしながら覗き混んでいる。
「もう負けて、メシでも食べてるかな?
今日は団体戦と個人戦を1日でやるって言うから気をぬく暇がないな。」
「だかぁらぁ~そう言う事、言わない!!」
ちょうどその時 かな子の母 美奈子が通りかかった。
「ぁあ~サキちゃん!みっちゃん!みうちゃん!!!じゃないの!!!来てくれたのぉ~?
ありがとう~。」
「カナのお母さんですよね!
おはようございます!久しぶりっす。
ハイっ応援に来ました。
どうですか?もう10時回っちゃったけど勝ってます?」
「大変だったのよ~
こっちの心臓が痛いわよ。あの子達。」
彼女達は佐倉神城の一代上の先輩女子だった。
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