第五章 サイカイ

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「おおお~。」 「いや、なん度も、ソレいらないから! 簡単簡単!忘れないでね。」 みんなは、みくりの事を見直した。 平塚が「並べ!!!っ」と言った。 「ハイっ!」ザサザっ!と整列する。 佐倉神城中学校ーー! ハイっ! 四街道西南中学校ーーーー! ハイ!!! 礼をし、 「行くぞっ!」 「オオオオーゥ」パチパチパチ!!! そして試合場には滝かな子のみ残った。 平塚は他の生徒達の並びの横に正座した。 佐倉神城のアリーナ席は 父兄達が声援拍手をし盛り上げた。 手を握りしめながら じっ!と かな子を 試合コートを見つめていた。
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