第六章 カンセン

1/20
前へ
/674ページ
次へ

第六章 カンセン

佐倉神城と四街道西南との試合が始まった。 赤 佐倉神城 × 白 四街道西南 先鋒 3年滝 × 1年高木 妹 次鋒 1年佐々木 × 2年高木姉 中堅 2年赤松 × 3年多田瞳 副将 2年鈴木 × 3年佐藤 大将 3年東片 × 3年金子 補欠 無し ーーー 3年木刈3年福士 かな子と高木妹が同時に 礼をし、試合コート中央へ向かい 1.2.3歩、、蹲踞、、、 主審が 「始めっ!!!」 ヤーーー、オーーーぅ どちらの中学校も拍手と応援をし始めた。 「カナ先輩ファイトぉーーー!」 「高木ファイトオオオーーー!」 ヤアぁーー!キィェーーーー! その時、大声で 「っ!!!違う!!!カナ!!!イケェ!! 待つなぁぁーーーーーー!すぐ行けーーっ!!」 と みくりが応援の声をかき消すように叫んだ。 かな子は (え?行け?なに?さっき、、行くなって??) メエエエエーーーン!!!!!! と高木妹。 白旗が3本上がった。 主審と副審の二人が同時に上がった。 ベースの三年生レギュラーを押しのけ 一年生でレギュラーを勝ち取るほどの実力を持つ高木妹は かな子の隙を見逃さなかった。
/674ページ

最初のコメントを投稿しよう!

124人が本棚に入れています
本棚に追加