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みくりのすぐ隣りにいる平塚は
「おいっ!!!何言ってる!滝を惑わすんじゃない!!」と怒った。
みくりは、それを無視し叫んだ。
「かな子はいつもどおりでいいからぁーーー!
小細工必要無いからぁ!!いつもどおりいいぃーー!!!ファイトぉ、ーーー!」
かな子は
(取られた!!!、、ああぁ~。でもみくりはいつもどおりいいぃって言った気がする、わかった。もういつもどおりでいいよね、、、、)
と開始位置に時間を掛けゆっくりともどり、
深呼吸、、、、、、。
心がスゥと昂ぶりが落ち着き、、、
静かになって行くのを感じた。
主審がジロッと佐倉神城を睨んだ。
そして
「二本目っ!!!」と勝負再開の号令を発した。
メエエエエーーーンンンン!!!!
とかな子が強打の面を打ち、
高木妹がポカーンとしているそのまま後ろに抜けた。
高木妹は試合再開の所の位置から一歩も動いてない。
赤旗が3本同時に上がった。
「メンん有り!!!」
おおおおおおおぉーーーーー!!!!!
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