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サトシが等々力香と一緒に佐倉神城へ話したあと、アリーナに着いた頃、
かな子と高木妹が最後の勝負を始める所だった。
サトシは佐倉神城の父兄に挨拶し、
「どうですか?」と聞いた。
「今は、かな子ちゃんと高木さんが一本づつ!
これで最後よ!!勝負よ!」
と教えてくれた。
かな子と高木妹は接戦中、鍔迫り合いをしていた。
サトシは結城とおちあい2人で観戦。
「強いですねぇ、妹さん。」
「あぁ、妹は愛って言うんだ。お姉ちゃんの方が美咲って言うんだ。剣道は両方共強いけど、正直、今は妹の愛のが強いけどな。」
「そのようですね。佐倉神城のカナちゃんと互角にやり合ってますよ。三年生ですよ。一年にして末恐ろしいですね。愛ちゃんは。」
「ハハハっまあね。」
と結城は笑った。
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