第六章 カンセン

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サトシが等々力香と一緒に佐倉神城へ話したあと、アリーナに着いた頃、 かな子と高木妹が最後の勝負を始める所だった。 サトシは佐倉神城の父兄に挨拶し、 「どうですか?」と聞いた。 「今は、かな子ちゃんと高木さんが一本づつ! これで最後よ!!勝負よ!」 と教えてくれた。 かな子と高木妹は接戦中、鍔迫り合いをしていた。 サトシは結城とおちあい2人で観戦。 「強いですねぇ、妹さん。」 「あぁ、妹は愛って言うんだ。お姉ちゃんの方が美咲って言うんだ。剣道は両方共強いけど、正直、今は妹の愛のが強いけどな。」 「そのようですね。佐倉神城のカナちゃんと互角にやり合ってますよ。三年生ですよ。一年にして末恐ろしいですね。愛ちゃんは。」 「ハハハっまあね。」 と結城は笑った。
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