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丁寧な彼の愛撫に、私の体は踊らされ続けた。
そして、ようやく私の中に彼が入ってくると、彼の掠れ声が甘く囁く。
「ナッちゃん、愛してる」
呟くと同時に、奥を彼が力強く突き上げ、仰け反る私を強く抱きしめた。
ん、あぁぁぁ――。
彼への愛しさが広がり、瞬時に私を駆け巡る熱と共に
絶頂の波が私を一気に呑み込んだ。
「ナッちゃん……、ナッちゃん……」
繰り返し呼ばれる中、彼が揺する私の体が快感と恍惚の渦の中で震えだす。
そして、
「ナッちゃん……」
掠れた声で呟いた彼の顔が、微かに歪んだ。
「愛してる……」
そしてこの夜、三度目に彼と重なり合う中、
私は、微かに残っていた意識を手放した。
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