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そうた少年は、ふと思いました。
(ぼくみたいなねむれない子どもたちには、もしかしたらサンタさんは会ってくれないのかもしれない。)
そう不安に思えば思うほどに、そうた少年は、いつもよりももっとねつきづらくなっていくのでした。
(なんとか、ねむれないものかなあ。おとなたちは、ねむれないときに飲む薬があるらしいけれど、あれって子どもたちのからだには強すぎて良くないらしいからなあ。
そうだ、ひつじを数えようかな?
いや、トナカイにしよう。)
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