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深夜地下の裁判所。42の神々が法廷に集まってきた。
プタハは出欠の確認をすると書記のトートに書類を貰いに行った。
「これが今日の裁かれる死者の記録です」
プタハは書類を受け取るとトートにオヌリスの事を話した。
「ヌビアですか?知ってますよ。何度か行ったことありますし、あそこでも私を信仰してくれる人がいますので」
「彼の案内をお願いしたいのだが」
「いいですよ。私も次の作品を書かなければならなく編集者から催促がうるさくて、ちょうど良かったこの話を題材にして小説を書かせてくれるのなら同行しましょう」
「ありがとうございます。助かります」
プタハはホットして頭を下げると書類を神々のいる2階へと持っていった。
その後裁判は滞りなく終わりトートはプタハと共にメンフィスに戻った。
「オヌリスさん。トートさんに案内をお願いしましたので今すぐにいきましょう」
二人はプタハの神殿を後にした。
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