第1章 地下室からの出発(たびだち)

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こんにちは、川岸闘です。 あれから、俺たちは日々の修行を続けてきた。 だが、その修行に物足りなさを感じてきていた。 それで、俺は長老に聞いてみることにした。 闘「長老、もっといい修行はないのか?いつも同じ修行で飽きてきたぜ。例えばこの前の『坑道十二級』みたいな…」 長老「あるにはあるが…」 然「あるんですか?」 長老「あるにはな。じゃが…」 然「あの時とは、比べ物にならないほど危険だ、という事でしょうか?」 長老「まあ、そんなところじゃ」 闘「長老、俺たちも修行積んだし、あれから相当強くなったハズだよな。そこに行かせてくれよ」 長老「よし、わかった。教えてやろう」 然「いいんですか、そんなに簡単に教えても?」 長老「あぁ」 闘「で、どこにあるんだよ?」
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