0人が本棚に入れています
本棚に追加
長老「ふぅ~、行ってしもうたわい」
ところ変わって、闘の家。
闘「どれどれ、この地下室のどこかに秘密の扉があるってのか?どこにあるんだ、いったい」
闘は手当たりしだいに、壁に立て掛けてあるものをどけ始めた。
闘「ここか…?うーん、違うか。それじゃあ、こっちか…?」
一時間ほど後、然が闘の家の地下室にやって来た。
闘「これか?長老の言ってた卓球台は。こいつをどけると……おぅ、あった!」
見るとそこには、赤字で何やら呪文の用な物が書いてある、黄色い紙が貼ってある扉が現れた。
闘「こいつを開ければいいんだな。よし、さっそく開けるとするか…」
然「ちょっと、待ってください」
闘「どうした、然」
然「いちおう、お祓いをしてから開けた方が良いかと…」
闘「そうか?じゃあ、やってくれ」
然「はい」
然はそう言うと、よくわからぬ呪文のような言葉を唱え始めた。
然「とぅあー!」
そして、その最後にそう叫ぶと、闘の方に向き直った。
然「これで大丈夫でしょう」
闘「じゃあ、開けるぞ」
然「はい」
闘「そういや、この先どう進んで行けばいいんだ」
然「とにかく真っ直ぐです」
最初のコメントを投稿しよう!