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予想以上のでかさの学園内を事細かに説明され、脳内はパンク状態。
…まぁ、慣れていくしかない。
「それにしても、彰さんが教師として勉強してるとは聞いてたけどこの学園へ就任するなんて
嬉しいような…この学園は色々とアレだから、不安なような」
「不安?
…ああ、大丈夫だよ。
俺がケンカ強いのくらい知ってるだろ?襲われるなんてない!」
俺がここの生徒の獲物(性的な)になるんじゃないかと心配しているようだ。
だが安心しろ、俺が学生の頃男子校に入らなかったのは腐男子学生総受けフラグがあったからだ!
先生なら手を出す奴なんていないだろ。
学生から見たらオッサンだから。二十代だけど。
二十代だけど!
それにこれでも俺は一時期地元区域を占める不良だったんだよ?餓鬼には負けないね。
最近体動かしてないから鈍ってるかもだけれども。
「それならいいんですが、気を付けてくださいね?
危ないですし」
「俺の方が年上なんだが…」
「そんなこと関係ありませんよ、彰さん」
少し悪戯っぽく笑う秋に色々成長したんだな…としみじみと思った。
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