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「すみません……」
そして、少し項垂れた僕の隣で小さく呆れた溜息をつかれた。
「そんなに、深刻なのか?」
しかし、今度、溜息をついたのは僕のほう。
「小野寺さん」
「おう?」
「女性の、その……、あの体調って、そんなに辛いもんなんですかね?」
言葉を選ぼうとしたせいで、言った僕が何を言っているのか分からなくなる。
しかし、伊達にチャラい訳ではないらしい。
「あぁ、女の子デーってやつぅ~?」
一発で通じた。
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