人物紹介

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◆登場人物②◆     ■箕屋正次郎(みのやしょうじろう) 父 清次 母 ハル(死別) 継母 リン 兄 正一郎 異母弟 正三郎 内妻 春乃(死別) 年齢:25~27前後(男) 職業:呉服屋目利き 人物:飄々と、何事にも広く浅くが心情だが、心の底ではいつも誰かの温もりを欲している。『箕の放蕩息子』と字される遊び人だが内妻の死後、それはぱたりと影を潜める。     ■有香菊和(ゆかのきくわ) 父 徳治(よしじ) 母 よね 内妻 菊 長男 菊花 ※全員死別 年齢:28~30前後(男) 職業:宮司 人物:温厚で博愛。誰にでも常に平等に振る舞い、質素清廉を重んじるが、優護や正次郎の影響か本人の性か、女遊びに西洋文化気触れと、神職者としては生臭さな一面も持つ。     ■高川春門(たかがわのはるかど) 父 雪次(ゆきつぐ) 母 菜種(なたね) 姉 さき 兄 袖黒(そでぐろ) ※勘当状態 同居人 敷島尚松 年齢:30~32前後(男) 職業:宮司 人物:何故かいつも騒動の中心にいる神田稲荷大社の宮司。菊和とは伊勢に睨まれている者同士、何かと交流があるが、本人は至って真面目な神職者。老体で伏せりがちな尚松は、恩人であり師のような存在。大の甘党で、大抵いつも飴を口にしている。
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