32人が本棚に入れています
本棚に追加
合わせた唇をこじ開けて舌が侵入する。
ざらざらとした温かい賢一の舌は理美の
舌と絡み合い、彼女の口の中をくまなく
愛撫する。声が零れる。離れても再び
密着する。
長いキスが繰り返され呼吸が荒くなる。
いつの間にかパジャマのボタンが
はずされていて、するりと脱げた。
「賢…、もっと…、」
「もっと、何?」
「ん…、」
賢一は何か言いかけた理美の口を塞いだ。
いつになく理美を揺さぶった。
どうしたの? 賢。理美が尋ねようと
してもその暇を賢一は与えなかった。
最初のコメントを投稿しよう!