嘘つきは眼鏡の始まり

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キラキラ、キラキラ。 星が舞う。 眩しくてついつい、目を細めてしまう。 「どうかしたの?」 「……いえ」 こんなに星を振りまきまくって、この人は疲れないんだろうか。   やっとのことで仕事が終わり、まっすぐ家に帰る。 簡単に晩ごはんの準備をしてTLを追いながらごはんを食べた。 今日はまだ、柊さんの呟きはない。 仕事、忙しいのかな。 片付けをして文フリで買った本を広げた。 お弁当を巡るミステリー。 いつもはたこさんウィンナーなのに、今日に限ってかにさんだったのはなぜか!? 引き込まれてついつい、一気に読んでしまった。 すでに深夜。 寝る準備をしてベッドに潜り込み、TL巡回。
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